自己免疫疾患について

自己免疫疾患は、本来はウイルス、細菌、腫瘍などの自己と異なる異物を認識して排除するための役割を持つ免疫が、自分自身の正常な細胞や組織に対してまで過剰に反応し攻撃を加えてしまうことで症状がでる病気のことです。
自己免疫疾患は、全身にわたり影響が及ぶ全身性自己免疫疾患と、特定の臓器だけが影響を受ける臓器特異的疾患の2種類に分けることができます。
全身性自己免疫疾患には、関節リウマチや全身性エリテマトーデス (SLE) に代表される膠原病などがあります。
20世紀の初め頃は、免疫は自分自身を攻撃しないとする説が主流でした。しかし、その後の研究で自分のからだ自身を抗原とする自己抗体が発見されて、自己免疫疾患の存在が明らかになりました。
現在では、自己免疫が関係している病気が多く知られています。そして、自己免疫疾患になるのは、女性のほうが多いのです。その原因はまだ明らかになっていませんが、ホルモンが関係しているという説もあります。
治療法は、病気によって異なりますが、免疫異常が疾患の原因となっているので、ステロイドと免疫抑制剤が第一選択の薬として用いられています。

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自己免疫疾患の代表疾患

自己免疫疾患の代表疾患を説明します。
関節リウマチ、全身の関節を中心に炎症をおこす病気で、30代〜50代の女性に多く発症します。
全身性エリテマトーデス、全身の臓器に障害が発生する慢性炎症性疾患であり、様々な臓器に発生しますが、ルーブス腎炎が代表的です。15歳〜40歳の女性に多く発症します。特定疾患治療研究対象疾患です。
バセドウ病、甲状腺刺激ホルモン受容体刺激抗体によって甲状腺機能の亢進がおこり、血液中の甲状腺ホルモンが異常に多くなります。
橋本病(慢性甲状腺炎)、甲状腺の慢性炎症のため、びまん性の甲状腺腫大や甲状腺機能低下症などを発病します。中年女性に多く、男女比は、1:20〜30です。自己抗体としては、抗サイログロブリン (Tg) 抗体や抗甲状腺ペルオキシダーゼ (TPO) 抗体が認められています。
原発性胆汁性肝硬変、肝内胆管が慢性炎症により壊され、胆汁のうっ滞が見られる病気。黄疸や掻痒感などが見られる症候性PBCと症状が認められない無症候性PBCがあります。中年以降の女性に発症し、男女比は1:8。自己抗体に、抗ミトコンドリア抗体(AMA)などがあります。

自己免疫疾患とストレス

自己免疫疾患の原因は基本的にはストレスのようです。
ストレスを感じると顆粒球という白血球が増えて、リンパ球系が低下します。低下した免疫が急に忙しくなったときが間違いを起こしやすくなり、自己免疫疾患はリンパ球の間違いですので、リンパ球系が低下している場合が発症しやすいそうです。
肉体的精神的にストレスを感じている時は免疫が低下しますので、自己免疫疾患を発病し易いからだになっています。このような時に風邪をこじらせることが引き金になって発病します。
自己免疫疾患とは、免疫が弱って低下した時に、急に忙しくなり手当たり次第に応援を頼むことで、声をかけてはいけない人にまで応援を頼んでしまうのが原因のようです。
免疫が弱ったりせず力があれば余裕ができますので、からだは無理をしないですみ、間違いもおきず、自己免疫疾患は起こしにくいでしょう。
体調を整えて免疫力を落とさないようにする事で、根本的に治る事はむずかしいかもしれませんが、安定した状態をキープすることはできると思います。

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